3歳から6歳くらいでおおよそのひらがなが読める子が増えてきますが、 書くほうは見よう見まねで、書き順もめちゃくちゃ。
筆圧も弱すぎたり、強すぎたりで、 きちんと座っているのもなかなか大変、ということありませんか?
いつからきちんとノートや教材を使って文字の練習をお勉強らしい感じで始めるのか、 迷うところですよね。
うちの子の習っている書道の先生は、 硬筆も、毛筆も、原則「小学校1年生から入門を許す」ということになさっています。
ある程度の時間きちんと座って、先生の指示をきくことができる、指示を理解できる、というのが目安のようです。
うちの下の子は、上の子にくっついて書道教室に通っていたので、 早く始めたくてたまらないのを不憫に思って年長からの入門を許してくれたのですが、 毛筆については、トメやハライなどの指示がまだ通らないので、 1年生からにしましょう、ということになり、 えんぴつだけで、年長の間は通いました。
様子を見ていると、年長の間はまだ鉛筆をしっかりもてなかったり、 座って机に向かい続けるのがけっこうたいへんなようで、 波に乗るのには時間がかかったように見えました。
一方、1年生の2学期から始めた上の子のことを思い返すと、 毛筆も硬筆も同時に始めて、 最初からすごく集中して長時間の練習もこなし、のびも早かったと記憶しています。
年長と1年生の間には、体力や学習の姿勢になにか大きな差があるな、と感じました。 早いほうがいいというわけでもないとそのとき思ったわけです。
なので、 入学前は、名前がひらがなである程度かければよしとして、 きちんと字をきれいに書く練習、とか、書道を始める、といったような場合は、 小学校入学以降でよいのではないか、 早すぎても難しいことがある、というのが、わたしの意見です。